作品ができるまでSTORY

山の木から
“手のひらの作品”になるまで
本当は燃やされたり、肥料になったり、チップになってしまう木材=スクラッピー(端材)
1本の丸太から約40%がスクラッピーになってしまいます。このスクラッピーにストーリーを描き、身近に使えるアクセサリーを作っています。
STEP 1
山から木を切りだす

山が元気に生きるため、光が入るように枝打ちをしたり、生育が遅いものは間引いたり山を手入れしながら杉の場合60年~70年で伐採されます。

STEP 2
丸太を挽いて板に

山から切りおろされた丸太。 大きな音を響かせ待ちかまえる刃物の機械を通るとスパッと切れ、きれいなベージュの木目がぱっかり見えます。それと同時に香ってくる杉の香り。それはまさに五感を刺激される体験です。丸かった木は何枚もの四角い板に切られるのです。この時に出る「端材」がCOCOChiの作品となり生まれます。

STEP 3
乾燥させる

板になった杉はまだとても瑞々しい。
根っこから吸い上げた水がその道管から木の葉の先まですっかりいきわたっていることが木肌をさわる手のひらから伝わってきます。その水分をカラカラに乾燥させることで、腐りにくくなり、木材の強度が増すのです。

STEP 4
削って厚さを整える

ここからCOCOChiの作品になるための準備です。
プレーナーという機械をつかって、板を削り作品の厚さまで薄くしていきます。
乾燥した削りたての杉は甘い香り。柔らかいふとんにいるような心地よい香りです。

STEP 5
レーザー加工で切り出す

デザインをしていきます。
手書きイラストを描いたり、パソコン上で図形をつくりAiデータに変換します。そしてレーザー加工機で成形していきます。

STEP 6
金具を付けて完成

1つずつ丁寧に組み立てて金具を付け、パッケージしていきます。

STEP 7
パッケージをして皆さんの手に

山が元気に生きるため、光が入るように枝打ちをしたり、生育が遅いものは間引いたり山を手入れしながら杉の場合60年~70年で伐採されます。山が元気に生きるため、光が入るように枝打ちをしたり、生育が遅いものは間引いたり山を手入れしながら杉の場合60年~70年で伐採されます。